技術提供の際の契約形態は?【週末起業クリニック】
12月 25th, 2009 | By hank in 週末起業クリニック | No Comments »■質問:
以前の同僚が会社を起こしたのですが、技術の面で手伝って欲しい
と言われています。
手伝うのはやぶさかではないのですが、本業以外の会社にアルバイ
トとして雇われる「副業」に従事するのは本意ではありません。
相手にそれを話したところ、アルバイトではなく請負のようなもの
でお願いしたいと言われたのですが、今一つイメージがわきません。
どのような形態で手伝ってあげることができるのでしょうか?
■答え:
その手の契約は、大きく分けて、下記3つの可能性があります。
(1)労働契約
(2)請負契約
(3)業務委託契約
(1)は、アルバイトか正社員として雇われるケースです。これは
本意ではないとことで、ダメですね。先方が「請負のようなもの」
と言っているとなると、(2)を念頭に置いているのでしょう。
(2)は、ある特定の仕事を完成させることを約束し、その仕事の
結果に対して報酬をもらう契約です。たとえば、ある一連のプログ
ラムの作成を請け負い、完成して納品する、といった仕事のやり方
になります。この場合、何時間かかったかは関係なく、一括でいく
ら、という契約になります。
(3)も、(2)と同様、先方からの委託により発生した仕事をこ
なしていく形式になります。(2)と違うのは、必ずしも完成を請
け負わないということです。この場合、業務の分量に応じて報酬を
もらうのが一般的ですが、基本料金+分量に応じて、といった形式
もあります。アルバイトと違うのは、「時間」ではなく、こなした
「業務の分量」で報酬が発生することです。
上記のうち、どれが最も、先方とご自身の意向に沿えるか、という
ことですね。
(2)か(3)ということになるかと思いますが、報酬をもらう業
務の範囲(何をやり、何をやらないのか)をはっきりさせることが
契約する際の大前提ですね。また、特に(3)の場合は、業務の分
量を計測できる必要があります。そうでないと、果てしなく仕事を
させられて、時給でみたら、とんでもなく低い金額になってしまう
可能性があるので、注意が必要です。
あと、(2)(3)とは別に、成果報酬方式をとることも考えられ
ます。商品・サービスが売れた場合、たとえば売上の何%を報酬と
してもらう、というやり方です。先方としては、これならリスクが
ないので、このやり方を望むかも知れません。
但し、先方とのしっかりした信頼関係がないと、売上をごまかした
り、いろいろといちゃもんをつけて(たとえば、売れたのはあなた
の貢献によるものではない、とか)成果報酬を支払うことを拒んだ
りすることもあり得るので、注意が必要です。
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